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2010年05月 アーカイブ

正しく使えばフッ素の害はない その2

例えば9歳ぐらい以上(歯の頭の部分の形成が終わっている時期)の子供が誤って必要以上の量のフッ素を飲み続けたとしても起こるものではありません。

もちろん年齢にかかわらず、フッ素を塗ったり(フッ素塗布法)、フッ素でうがい(フッ素洗口法)をすることによっては斑状歯は起こりません。

すでに生えている歯が後から斑状歯になるというようなことは、絶対にあり得ないことです。

骨硬化症は、とくに年齢とは関係ありませんが、斑状歯の場合よりももっと高濃度のフッ素を飲み続けたときに骨の石灰化が進みすぎて骨が固くなってしまうものです。

斑状歯にせよ、骨硬化症にせよ、これらはフッ素を飲んだ場合であって、うがい(フッ素洗口)したり、塗ったりした場合には起こるものではありません。

わが国でも、斑状歯は、自然に高濃度のフッ素が含まれていた井戸水や、誤って高濃度のフッ素を含んだまま給水してしまった水道水を飲んでいる人たちに見られたことがあります。

フッ素塗布は慎重に

骨硬化症はめったに見られるものではなく、極めて高濃度のフッ素を含む井戸水を飲んでいる人に見られたという報告が1、2例あった程度です。

急性中毒というのは、たくさんの量を1度に飲んだようなときに起こるものです。

フッ化ナトリウムを間違って飲んで、ごく初期の急性中毒症状(不快感、悪心など)を起こす量は、体重30キログラムの子供で6ミリグラムぐらいと言われます。

これはフッ素洗口に使われる溶液(100PPmフッ素溶液)を60ミリリットル(使用量10ミリリットル)ぐらい飲んだことに相当します。

うがい剤を通常使用量の6倍も飲み込むことは普通には起こり得ないことです。

ただし、高濃度のフッ化物溶液を用いるフッ素塗布を、小さな子供に対して粗雑に行なうと、初期の急性中毒症状を起こすことはあり得ることです。

フッ素塗布は出来るだけ慎重に行なわれなくてはいけない理由は、ここにあります。

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